事業紹介
各事業の事例
事例:墓石の施工 担当スタッフ:介護施設, 合同墓, 老人福祉施設
介護老人福祉施設 入居者様のための合同のお墓
2015年7月17日 金曜日
あきる野市の秋川薬師霊苑に建てられた介護老人福祉施設の入居者様のための合同のお墓です。
100名近い入居者様が過ごされる施設ですが、最近では最期まで施設で過ごされる方も多く、また、個人の埋葬場所を必要とされる方もいらっしゃるため、施設として合同のお墓を作ることになり相談いただきました。
施設のある地域からできるだけ近い場所に作ることで、ご家族や縁者の方々もお参りに来やすくなります。また、秋川薬師霊苑を管理運営する真照寺のご住職は、合同のお墓の建立とご供養についてもご理解があり、落ち着いた広めの墓所にしていただけました。
設計・施工面では、お参りスペースを広くし、踏石には滑り止め加工を施しました。お石塔は五輪塔の水輪と地輪をイメージし、正面に「心」の文字を刻んでいます。墓誌には納骨された方のお名前を刻み、納骨や合同供養、個別の供養など、必要に応じて塔婆を立てられます。合同の供養もしやすく、ご家族も自分の家のお墓と同じように、お参りの時にはお花やお線香をお供えし、墓前で手を合わせられます。
また、骨壺で納骨し、将来は遺骨を土に還せる構造とすることで、維持管理面でも安心いただけました。
こうして、皆様にいつでもお参りに来ていただけるお墓、入居者様にも経営する法人様にも安心いただけるお墓が完成しました。
事例:墓石の施工 担当スタッフ:あきる野市, 寿陵, 秋川薬師霊苑, 西川
インドの黒石に文字の彫刻が美しいお墓
2015年6月5日 金曜日
あきる野市の真照寺 秋川薬師霊苑に寿陵で建てられたお墓です。
外柵以外はすべてインドの黒石を選ばれ、正面に彫られた文字と花立に彫られた家紋は梨地彫りにしました。棹石と香炉の縁の処理も美しく、上台の前面は緩やかな弧を描いてせり出しており、水鉢や花立もそれに添った形となっています。一枚ものの芝台の水垂れ加工もシャープな美しさです。
オーソドックスな中に個性の光る、全体に細やかな処理が施された美しいお墓ができ上がりました。完成のお引渡しの際には、ご夫婦でおいでいただき、喜んでいただきました。
事例:墓石の施工 担当スタッフ:東戸塚メモリアルパーク
お父様と息子様で選ばれた墓所
2015年4月29日 水曜日
横浜市の東戸塚メモリアルパークに建てられたお墓です。
2.52㎡の区画は両隣の墓石との間隔も余裕があり、ゆったりとした印象であるのをお父様と息子様に気に入っていただけました。ご家族様を亡くされ、できるだけ早くお墓を準備したいとのことで、お父様と息子様が協力して手続きや確認などを進められました。
石はすべてインドの黒石を選ばれたため、彫刻した梨地彫りの文字と家紋がくっきりと鮮やかに浮かび上がっています。また、通常の洋型のデザインよりも上台を高くしたため、香炉と花立の部分がゆったりと感じられます。洋と和の雰囲気をあわせ持った重厚感あるお墓が完成し、おふたりにご満足いただくことができました。
見学からお引渡しまでは寒い季節でしたが、これからの花や緑が美しい季節は、お墓参りのたびに違った魅力も感じていただけるのではないでしょうか。
古い外柵も補修、墓所全体がきれいなお墓
2015年1月31日 土曜日
あきる野市の真照寺にあります秋川薬師霊苑のお墓です。
施主様が墓地を購入されたのはかなり前のことで、外柵とカロートはその時に設置されました。ご夫婦ともに年を重ねてこられ、そろそろ建墓しようと決心され、ご相談いただきました。
外柵とお石塔を建てる時期が長く開いていますと、「せっかく新しい墓石を建てたのに、外柵の古さが目立ってしまい、がっかり…」ということもあります。秋川薬師霊苑では、外柵設置済のお客様が墓石工事を行われる場合は、外柵の目地補修、砂利の補充などをサービスしております。
こちらの工事では、墓石は外柵と同じ石種で揃えられ、外柵の接合部分を補修し、土間(外柵とお石塔の間の部分)をコンクリートにして砂利も新しいものに交換することで、外柵とお石塔のギャップもなく、墓所全体がきれいに仕上がりました。雑草の心配も減り、施主様ご夫妻にも安心いただけました。
正面の文字は、ご主人様は「夢」、奥様は「想」を考えられて、それなら「夢想」にしようと笑顔でおっしゃる大変に仲のいいご夫妻です。
自筆の文字を彫刻したお墓
2014年12月27日 土曜日
あきる野市のメモリアルパーク「クラウドあきる野」に建てられたお墓です。
ご縁があり見学のご案内をさせていただいたところ、自然の多い風情のある所だとお姉様も賛成されたとのことで、一周忌に向けて、さっそく墓石デザインの打ち合わせをさせていただきました。
石はインパラブルーという南アフリカ産の石材で青が多めのもの、かたちは洋型で、花立はゴルフボールをイメージした個性のあるデザインに決まりました。お石塔の正面に彫刻する文字だけ保留のまま、図面も他の原稿も準備が進んでいきました。お墓の彫刻に好まれる文字見本を参考にお渡しし、ご指示をお待ちしていたところ、「旅立ち」という自筆の文字が送られてきました。この文字を使って、縦書き、横書きなどを検討されたうえで正面の文字も決まり、すばらしいお墓が完成しました。
一周忌法要に合わせてご納骨も済まされ、これからもご家族様やご縁のある方々がお墓に向かわれるたびに、お父様と対話し、そして思い出が語られることと思います。私もご縁に感謝し、いつでも気持ちよくお参りいただけますよう、スタッフ一同「クラウドあきる野」の整備に努めてまいります。
東戸塚メモリアルパーク 大好きなご両親のお墓
2014年11月24日 月曜日
横浜市の東戸塚メモリアルパークにご夫婦(ご両親)が建てられたお墓です。
見学や契約の際にはお父様と長女様でいらっしゃいました。長女様の婚家のお墓がこの霊園にあり、ご実家のご両親のお墓もぜひ近くに、とお嬢様に勧められて決められたそうです。
東戸塚メモリアルパークは趣の異なる5区で構成されていますが、芝生の上に十分な間隔があるB区の2.25㎡に、すっきりとした洋型の墓石が完成しました。石材は濃いグレーにし、棹石上部の曲線以外はすべて直線で構成されていますが、面取り加工をすることで角ばった冷たい印象にならずに、端正なたたずまいとなっています。
なぜ長女様の婚家と同じ霊園にされたかについて、お父様は「娘はママが大好きだからさ」と教えてくださいました。実は長女様は、ほんの少しでも自分のお骨をこちらのお墓にも入れてほしいと考えていらっしゃるそうです。
亡くなった後、大好きな人の近くに眠りたい、という自然な気持ち。ほかにもこの霊園でご検討になっている方がいらっしゃるかも…との嬉しいニュースも教えていただきました。
今もテニスを楽しんでいらっしゃるほどお元気なお父様。そして長女様と仲のいいお母様、妹様。お引渡しは大安を希望され、先日4人でご確認のうえ、お引渡しをさせていただきました。
秋川薬師霊苑 お母様が用意してくださった墓所
2014年11月16日 日曜日
あきる野市の真照寺 秋川薬師霊苑に新しく建てられたお墓です。
お母様が嫁がれたお嬢様ふたりに、隣同士に用意してくださった墓所ですが、他の石材店で外柵工事まで済んだまま年月が経っていました。妹様から本社にご連絡があり、お墓を持つことへの心配をどこに相談すればいいのか、というお話をいただきました。
お会いしてご心配を伺い、真照寺は1100年以上の長い歴史のあるお寺で、これからもお寺のある限り責任をもって墓地を管理していくこと、お墓が途絶えた場合も、永代供養墓で供養していくことをご説明させていただきました。そして、お嬢様ふたりともに建墓を進めていただけることになりました。
お石塔は拝石まですべてインドの奥深いグリーンの石材で、面取り加工と耐震加工を施しました。上台の前面、水鉢と花立共にゆるく弧を描いており、書体も行書体で柔らかな印象の美しいお墓ができました。
完成から数か月後にお母様が逝去され、ご納骨も私が対応させていただきました。お母様もご安心されたことと思い、改めてご相談いただけたことに感謝しております。
真明寺 家族墓
2014年10月25日 土曜日
多摩市の真明寺に新しく建てられました家族墓です。
お墓を家で代々継いでいくことが当たり前ではない時代に急速に移りつつありますが、それは一気にお墓不要、お参りを望まないことにつながるわけではありません。ご家族が「お墓参りは可能な限りは続けていきたい」とお考えになる方々も多くいらっしゃいます。
真明寺では少人数のお墓を必要とされる方のために夫婦墓、家族墓をご用意し、全員が納骨された後もお墓を撤去せず、お寺が大切に守っていかれます。こちらの施主様はお子様がいらっしゃいますが、家族墓を気に入られ、すぐにインド黒の石で美しいお墓を建てられました。骨壺で5人まで納骨ができ、墓誌も塔婆立も備えています。
現代のさまざまな生き方や家族構成、また、死後のことを準備しておきたいというお客様のご要望などを受けて、ご家族様とお寺が一緒に供養していかれる方法を考えてくださるご住職に、私もいつも感謝しています。これからもお客様のご要望を十分に伺い、ご提案をしてまいります。
真明寺 改葬から納骨までをサポート
2014年9月27日 土曜日
中部地方からの改葬と真明寺での新規建立、納骨まで担当させていただいたお墓です。
中部地方の町営墓地には、代々のお墓と軍人のお墓が並び、どちらも大変に立派なお墓でした。ご家族様には現地の墓地についての情報が少なく、墓地と菩提寺の名前を伺うことから当社で状況をお調べしました。
改葬のお手伝いの際には、墓地の状況、ご遺骨の火葬・土葬の状況、改葬手続きの手順などを管轄の役場などに確認します。また現地のお墓の特徴などによって遺骨の取出しを閉眼供養前にできるかどうかなども検討し、ご家族様と相談しながら改葬の手順を組み立てました。
新しいお墓への納骨時期を目標に、改葬の手続きからご遺骨の取出し、搬送を行うと同時に、新しいお墓のデザインや彫刻内容を施主様に決めていただき工事、完成へと進めますので、ご家族様にとってもやはり大変なことと思います。この度の改葬では、ご自身でできることはやっていただき、難しいことは当社でお手伝いさせていただきました。新しいお墓への納骨後、古い墓石の撤去工事、棹石の供養、墓地を更地にして返還するまで私が担当し、ご家族様に満足いただけるように一緒に改葬をやり終えることができました。
現地での手続きや閉眼供養には施主様に代わって息子様が出向かれ、施主様もお心丈夫だったことと思います。ご自宅から真明寺までは約3~4キロの近さですので、これからはお墓参りのたびに、改葬してよかったと実感いただけるのではないでしょうか。
クラウドあきる野 「ありがとう」の文字
2014年7月29日 火曜日
あきる野市の「メモリアルパーク クラウドあきる野」に建てられたお墓です。
一年前から建墓のご相談をいただき、満を持して念願のお墓を完成されました。区画もデザインも十分にご検討いただき、建墓から改葬まではスピーディーに進められ、無事にご法要も終えられました。
お石塔の正面の文字は横書きで検討されていましたが、最終的には縦書きの楷書体に決定されました。改めてお墓の前に立って拝見しておりますと、施主様がご両親のお墓を心配し、一生懸命に準備を進められてきたことが思い出され、この縦書きの「ありがとう」の文字の印象とぴたりと重なります。
「ありがとう」は施主様からご両親様への感謝の言葉でもあり、そしてまた、お墓に入られたご両親様から息子様たちへの言葉でもあるように思われます。お墓で、ありがとうの気持ちを交し合うご家族、その関係は長い時間をかけて培われたものでしょう。
実は、ご法要が終わって翌日、施主様から御礼のお電話が本社にも入り、改めてスタッフたちにも「ありがとう」の言葉をいただいたのでした。お墓が建つことで、そのご家族の大切にされてきたものが表される、そのことをいつも心に、これからも精一杯のお手伝いをさせていただきたいと思います。