仏壇仏具 Ｑ＆Ａ
- Ｑ．お仏壇はなんのために祀るのか
- Ａ．朝起きて扉を開けお供え物と挨拶をし、自分の食事が終わったらお供え物を下げ、改めて「ごちそうさまです」と感謝します。
夜は「おかげさまで今日も元気に過ごせました。ありがとうございました。おやすみなさい」と扉を閉めてから寝ます。
お仏壇は、ご本尊とご先祖様に対して感謝の気持ちを表す神聖な場所です。また父や母が朝夕お仏壇に手を合わせる後ろ姿を見て、子供たちは祖先に見守られている安心感と生きていく上の礼節を知ります。それが「しつけ」となり家庭の規範となるのです。
- Ｑ．お仏壇のお手入れの方法は
- Ａ．お仏壇の掃除は心の掃除です。つとめてほこりやごみを取り除いてください。
木製ですので濡れ雑巾や洗剤は使用せず、やわらかい植物性繊維（ガーゼや綿布など）を使用して空拭きしてください。かたい繊維では傷がつくことがあります。
お仏壇は湿気・直射日光を嫌います。梅雨時など湿気が多い日が続いたときには天気の回復を待って窓を開いて風通しをよくしてください。
- Ｑ．古いお仏壇の処分
- Ａ．お寺にお願いして「魂抜き」と呼ばれる儀式をとり行うことが必要です。そして魂抜きをしたお仏壇は、お焚き上げを致します。また、お仏壇を欲しがっていた人がいらっしゃるのであればその方にあげても構いません。
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